厳しい基準 | 日立市のペットホテルと占いのお店｜Gibeon

おはようございます
明日は雨予報
作業は明日はできないかも・・・

いよいよ来月から動愛法が変わり、新しい法律の元でお店を営業したり、諸々の許可を取ることになったり・・・と変わっていきます。
当店のように既に営業してい場合は、新しい基準に対応するように場合によってはお店の改装なども必要なないようですが、これから新しくお店を始めようとする方にも結構厳しい基準になっています。

当店のようなペットホテルの場合、「保管」というものを都道府県から取得します。
少し前の記事にも書いたのでちょっと省きますが、ペットホテルは「保管」でそれを取るためには、「動物取扱責任者」を選出しないとダメです。
当店では私が「動物取扱責任者」になっています。
この動物取扱責任者になれる基準が厳しくなっているので、これから保管に限らずペットに関わって自分でお仕事をしようと考えている方は大変だと思います。

動物取扱責任者の
今までの基準(茨城県)
県指定の有資格者
または
半年以上の実務経験者

でしたが

変更後は
県指定の有資格者&半年以上の実務経験者

になります。
今までは資格がなくても実務経験だけで取得できた認可が、資格と実務経験がセットになっています。
さらにこの実務経験は、ペットショップ(販売)での実務経験がある場合は「販売」は取れますが、「訓練」や「展示」・「保管」などは取れません。

変更後に何が大変かというと、今までは動物専門の学校法人などで取得した資格や修了証書だけでも自分で起業できたのが、NGになることです。
多分これの変更で対応に苦慮などしている学校も多いと思います。

現在営業しているお店の動物取扱責任者が「実務経験」のみの場合も、有資格者じゃないと更新ができない(猶予期間有りますが)ことも含めて、今後は動物と関わってお仕事をすることのハードルが高くなっています。

新規での参入のハードルが高くなったのと、現在営業しているお店の更新が出来ない店舗(施設が対応出来ないことも含めて)も出てくると思うので、今後5年でお店の数は少なくなるかな・・・と私は感じています。

今ペットと一緒に過ごしている飼い主さんには、今利用しているお店が新しい基準の法律に対応出来ているか把握してないと、ある日突然お店が利用できなくなってる場合も最悪考えられるので、ちょっと注意が必要です。

特に犬猫のペットホテル・サロンなどの保管に関しては、お預かりするペットが過ごすスペースに明確な基準が盛り込まれています。その基準に合わせると、クレートやケージでのお預かりは難しくなっていますので、今利用されているお店のペットが過ごす空間が新しい基準に対応しているかは重要になっています。